春に花壇に植えたローズマリーが、いい感じに育ったので、剪定を兼ねて収穫しました。
予想したよりも多く収穫できたので、いろいろな使い方ができました。
ローズマリーは、「若返りのハーブ」と呼ばれ、抗菌、抗ウイルス、強壮、血液循環促進、抗酸化、収れんなどの効能があり、美容や健康に良い効果が期待できるハーブです。
せっかくなので、有効活用したいですよね!
というわけで、我が家で収穫したフレッシュローズマリーの活用方法をご紹介します。
フレッシュローズマリーを料理に活用するなら
ローズマリーのハーブオイルとハーブバターを作っておくと、便利です!
ローズマリーのハーブオイルは、肉or魚料理の下ごしらえや仕上げに使うことで、料理の香りづけや肉や魚のうまみを引き出すことができます。(つまり美味しさがワンランク上がります✨)
オイルパスタを作るときに使っても、風味が増すので美味しくなります。
サラダのドレッシングを作るときにも使えます。
(松の実をサラダに散らして一緒に食べると、また美味しいよ♪)
ローズマリーのハーブバターは、肉や魚料理の調理に使えるのはもちろんのこと。
パンやじゃがいもにも合います。
ハーブオイルもハーブバターも作り方は簡単です。
ハーブオイルは、保存瓶にローズマリーをいれ、ローズマリーがひたひたになるまでオリーブオイルを入れておくだけで作れます。(保存瓶はあらかじめ消毒したものを使ってね)
今回は、ローズマリーとオリーブオイルだけで作りましたが、にんにくや赤唐辛子を一緒に入れると風味の違ったハーブオイルができます。
ハーブバターは、適度に細かく刻んだローズマリーと無塩バターを混ぜて固めるだけです。
お好みで塩も混ぜて作ることもできます。
我が家は、減塩を試みているので、塩は加えません。
(実際に調理する際に必要に応じて塩の加減を行います)
それとは別に、
ローズマリーを一枝だけキッチンに活けておく(ローズマリーの一輪挿しを用意しておく)と、生ハーブを必要な分だけ千切って使えるので便利です♪
フレッシュローズマリーのハーブティー
一番手軽に美容や健康に良い効果が期待できる使い方です。
飲むと血行促進や疲労回復、デトックスなどに効果があると言われています。
フレッシュなローズマリーの葉を水洗いし、ポットに入れ、沸騰したお湯を入れ3分ほど蒸らせば、ローズマリーのハーブティー完成です。(ローズマリーの葉にお湯を入れるだけ)
清々しい香りのするお茶なので、勉強や仕事の合間に飲むと、気分をリフレッシュすることができます。
はちみつやレモンを加えると、より風味が増します。
難点があるとすれば、ローズマリーのお茶は、癖が強い。
単体では飲みにくいです。
私がローズマリー単体のハーブティーとして飲むときは、「アンチエイジング!」と気合を入れ、「これは薬だ」と思って飲んでいます(^^♪
ローズマリーは、紅茶や他のハーブとブレンドした方が飲みやすいです。
(ローズマリーの割合は少な目がいいです)
意外な組み合わせとしては、緑茶です。
緑茶を淹れるときにローズマリーを少し入れると、爽やかな香りのするお茶になります。
ただし、フレッシュローズマリーは、本当に香りが強いので、お茶にブレンドする際は、少量!入れすぎ厳禁。
フレッシュローズマリーの芳香浴
お手軽にローズマリーの香りを楽しむなら、この方法が一番簡単です。
ローズマリーの枝をお湯に入れて煮出すだけ!
ローズマリーの枝を洗って鍋に入れ、水をたっぷりと加えて火にかけ、沸騰したら弱火にして15分ほど煮出します。
その後、鍋を火から下ろして蓋を開けると、ローズマリーの香りが部屋中に広がります。
あとはお鍋の近くで、深呼吸することで、気分をリフレッシュ!
ローズマリーを料理に使うのに飽きた時などに、芳香浴を行ってみるといいですよ。
ローズマリーの虫除けスプレー・アロマミスト
ローズマリーの香りは、蚊やハエなどの虫を遠ざける効果があります。
これを活用して、フレッシュローズマリーの葉を使って、虫よけスプレーを作ることができます。
ローズマリーの虫除けスプレーは、自然な香りがする肌に優しいスプレーになります。
敏感肌の人や小さなお子さんにも安心して使えます。
出かける際に、肌や服に吹きかけると効果的です。
優しいスプレーですが、心配な場合は、直接肌に吹きかけず、衣服に吹きかけて使いましょう。(私は皮膚が過敏なため、家族に直接塗布は止められます(^^;))
香りに効果があるので、小まめに吹きかけることで効果が持続します。
また、植物に噴霧することで防虫効果も期待できます。
そしてこの虫よけスプレーは、アロマミストとしても活用できます。
室内や枕元にシュッとひと拭きしておくと、ローズマリーの清々しい香りでリラックス効果や集中力アップが期待できます。
作り方も簡単です。
軽く水洗いしたローズマリーの葉(房状でOK)を、沸騰したお湯の中に入れ、2~3分ほど煮だします。
お湯の色が薄い緑色に変わったら火を止めて、粗熱が取れるまでそのまま放置。
煮だした液体が十分に冷めたら、ローズマリーを取り出し、液体を茶こしなどで濾します。
あとはスプレーボトルに入れて、冷蔵庫に入れておきます。
成分変化するので、2~3日で使い切るようにするのがベスト。
ローズマリーのスワッグ
ローズマリーの枝を束ねて吊るします。
インテリアとしてだけでなく、消臭効果もあります。
作り方も簡単で、基本的にはローズマリーを水洗いし、乾かして、長さを整えて束ねるだけです。
ただそれだけですと味気ないです(^^;)
おしゃれなインテリアとして飾るのであれば、
ローズマリーと一緒に他のハーブや花(ラベンダーやセージ、カモミールなどがおすすめ)をバランスよく束ねます。
ハーブを束ねるリボンやワイヤーの素材にこだわりましょう。
麻ひもなどを使うとナチュラルな雰囲気に。
色鮮やかなリボンやビーズを使えば、華やかな雰囲気になります。
自分好みのハーブの束が完成したら、玄関や窓辺、壁などに吊るします。
スワッグは新鮮な状態で作るとより良いです。
時間経過し、ドライフラワーになっても香りが続くので、長く楽しめます。
料理やスプレー以外でローズマリーを楽しむ方法として、是非試してみてくださいね。
まとめ
我が家のフレッシュローズマリーの活用方法は、以下の通りです。
ローズマリーを料理に活用するときは、
ローズマリーオイルやローズマリーバターを作っておくと便利。
ハーブティー
ローズマリーの葉を熱湯で淹れたお茶。
香りや味の癖が強いので、紅茶や他のハーブとブレンドした方が飲みやすい。
意外と緑茶と合うよ。
虫除けスプレーまたはアロマミスト
ローズマリーの葉をお湯で煮だしたものをスプレーボトルに入れて使用。
お出かけの際に肌や服に吹きかけると虫よけになる。
また室内や枕元に吹きかけてリフレッシュ効果
スワッグ
ローズマリーの枝を束ねて吊るしたもの。
おしゃれなインテリアとしてだけでなく、消臭効果もあります。
ローズマリーは若返りのハーブとも呼ばれるほど、美容や健康に良い効果が期待できるハーブです。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね。
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